生理中 シミ 濃くなる

生理中のシミはホルモンバランスの崩れが原因

生理痛に苦しむ女性

 

普段はそれほど目立たないのに、生理になるとなぜか顔のシミが目立ち始める。これは、ホルモンバランスが崩れていることが原因です。

 

通常、私たち女性の体内では「エストロゲン」と呼ばれる卵胞ホルモンと「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンがバランスよく働いていますが、生理前になるとプロゲステロンの分泌量が増し、エストロゲンが減ってしまうのです。

 

なぜ、生理前にプロゲステロンの分泌量が増えるかというと、妊娠を継続させるための環境を整える必要があるから。

 

いつもより少し体温を上げ、子宮内膜をふかふかの快適な状態にして、受精卵が着床するのを待つのですね。しかし、生理が始まるとこのような準備は不要となるため、プロゲステロンの分泌量も徐々に減っていくのです。

 

プロゲステロンが増えている間は、メラノサイトに「メラニンを作り出せ」という信号が出されるため、普段は隠れている薄いシミも目立ちやすくなります。

 

肌が乾燥しやすい時期でもあるので、いつも以上に保湿ケアに気を配り、スムーズなターンオーバーを促すようにしましょう。

 

シミ以外に生理中に起きる身体の変化・不調とは

 

生理中に起きる身体の不調に悩まされる女性は言うまでもなくたくさんいらっしゃいますよね。

 

実は、労働基準法で「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」と定められているほど。

 

生理による体調不良は男性にもなかなか理解されにくく、職場で辛い思いをしているかたも多いかと思います。

 

実際にこの制度を利用できる人はそれほど多くないようですが、本当なら生理期間はずっと自宅に引きこもっていたいほど辛い時もありますよね。

 

<生理の主な症状>
・頭痛
・腹痛
・イライラ
・気分の落ち込み
・倦怠感
・貧血
・体のむくみ
・吹き出物や肌荒れ
・便秘
・肩こり
・乳房の張り
・異常な眠気や不眠

 

症状の現れ方には個人差がありますが、イライラをコントロールできずに家族や職場の人とぶつかったり、お腹が痛くてベッドから起き上がれなかったりするなど、日常生活に支障を来すケースは決して少なくありません。

 

このような症状を「PMS」と呼んでいますが、具体的にどのようなものなのでしょうか?

 

最近注目度が上がっている「PMS」とは

 

PMSは「Premenstrual Syndrome」の略で「月経前症候群」とも呼ばれるもの。

 

生理の前に上の項目で紹介したような不快症状が現れるのが特徴で、生理が始まるとだんだん症状が和らぎ、楽になるというサイクルを繰り返します。

 

なぜPMSが起きるのかはまだ明らかになっていませんが、クヨクヨしやすい性格の人や生活が乱れている人に多いことから、ストレスや栄養不足が原因なのではないかと言われています。

 

また、生理前にエストロゲンが減ってプロゲステロンが増えることにより、脳内物質に影響を与えてネガティブな感情を引き起こしたり、体調が悪化したりするという説も。

 

対処法としては、できるだけ生活習慣を整えることや、物事を前向きにとらえる努力をすることなどが有効ですが、特に気を付けたいのが食生活。

 

ビタミンやミネラルの不足は心身に多大な影響を与えるので、栄養バランスを考えた食事を取るようにしましょう。

 

食事だけで栄養を摂るのが難しい場合は、市販のサプリを利用するのも一つの方法。PMS対策としては、次のようなものがよく使われています。

 

プラセンタとホルモンバランスの関係について

 

「プラセンタ」は馬や豚、羊、ヒトの胎盤から抽出したエキス。化粧品やサプリに配合するとさまざまな美容・健康効果を得られるとして、近頃注目の成分です。

 

PMSは生活習慣の乱れやストレスなどでホルモンバランスが崩れることによって起きますが、プラセンタにはこれを正常に整える働きがあります。

 

そのため、プラセンタを使ったサプリを服用しておくと、辛いPMSの症状が起こりにくくなるのです。

 

また、プラセンタにはメラニンの生成を抑えたり、ターンオーバーを促したりする作用があるので、シミが濃くなるのを防ぐ効果も期待できます。

 

プラセンタを摂取するにはサプリの他にドリンク、注射などの方法がありますが、このうち最も効果や安全性が高いのは、ヒト由来のプラセンタを使った注射です。

 

もともと人間の体内にあるものなので副作用の心配がほとんどなく、注射なので効いてくるのも早いというメリットがありますが、残念ながらPMSやシミの改善が目的の場合は保険適用外になります。

 

クリニックによって値段が変わるので、事前によくリサーチしてから診察を受けると良いでしょう。

 

チェストベリーとホルモンバランスの関係について

 

「チェストベリー」と呼ばれるハーブも、ホルモンバランスを整える効果があるとして有名です。

 

チェストベリーは西洋ではセイヨウニンジンボクと呼ばれ、女性機能を整える成分としてなんと紀元前から人々に親しまれてきました。

 

プラセンタと違って注射やドリンクはありませんが、錠剤や「チェストベリーティー」といった形のサプリで摂取することができます。

 

チェストベリーにはプロゲステロンの分泌量を調整する働きがあり、多すぎる時はその量を抑え、逆に少なすぎる時は適度に補ってくれます。

 

つまり、ホルモンバランスを改善してくれるんですね。

 

こうしてエストロゲンとのバランスが良くなることで、ホルモンバランスの乱れが改善されていくのですね。

 

チェストベリーによるPMSの改善には早い人で約1ヶ月、遅い人では3ヶ月ぐらいかかることが多いですが、安全性の高いハーブとされており、続けて摂取することによる重大な副作用は今のところ報告されていません。

 

ただし、稀に頭痛や胃の不快感、不正出血などが起きる場合があるので、気になる時はサプリの現品を持って医師の診察を受けましょう。

 

また、ホルモンバランスに影響を与えるため、妊娠中や授乳中の摂取は控えるのが賢明です。避妊目的でピルを飲んでいる場合はその効果を薄めてしまう可能性もあるので、この2つを併用するのもできるだけ避けたほうが良いでしょう。

 

まとめ

生理中に濃くなるシミはホルモンバランスの改善で解決できる

 

生理中に限って濃くなるシミを目立たせないようにするには、その根本的な原因にアプローチする必要があります。

 

カギとなるのは「乱れたホルモンバランスの改善」。睡眠、運動、食事に気を付け、できるだけストレスをためないように過ごしましょう。

 

食事だけで必要な栄養が補えない時は、市販のサプリを利用するのも一つの方法。「プラセンタ」や「チェストベリー」などの力を借りて、体の中からシミを予防していきましょう。